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プロペシアでメンタル悪化!鬱でやる気ゼロ!自殺衝動って本当なの?

プロペシアの副作用といえばED(勃起不全)をはじめとする性機能ばかりが注目されがちですが、実はメンタル面にも悪影響を与える可能性があることが分かっています。

自殺衝動につながってしまう例もあるといいますが、実際にそこまで大きな問題が生じているのでしょうか。

プロペシアの副作用には抑鬱状態がある

まず、プロペシアに抑鬱状態の副作用があるのは、公式に認められていることです。

添付書類にも記載がありますし、海外でも抑鬱状態について注意喚起が行われているのです。

プロペシアの添付書類に記載あり

プロペシアの添付文書にはさまざまな副作用についての記載がありますが、その中にはっきりと「抑うつ症状」と書かれているのです。

副作用を発症する頻度は不明としていますが、抑鬱症状が副作用であることを公式に認めていることは間違いありません。

これは米食品医薬局(FDA)が、プロペシアの副作用として鬱病があると公表していることが背景にあります。

可能性が高いとは言えないものの、FDAの指摘がある以上は記載しなければならないのです。

海外では注意喚起情報も

この抑鬱症状については、お隣の韓国で注意喚起情報が出されています。

韓国の食品医薬品安全処は2017年7月、プロペシアをはじめとするフィナステリド製剤について、鬱病を発症したり、自殺衝動が起きたりする危険性があることを明記するように指示しているのです。

これは、日本や欧州をはじめ他国に先駆けたものです。


出典元:http://www.ytn.co.kr

この鬱病や自殺衝動については、服用をやめても起きる可能性があることが報告されています。

米ジョージ・ワシントン大学のマイケル・アーウィング博士は、フィナステリド製剤の服用を中止してから3カ月たっても副作用が消えない人に対して話を聞いたところ、鬱病については75%が症状を訴え、44%は自殺衝動が起きたことがあると答えたと報告しています。

フィナステリド製剤を服用していない人が鬱病10%、自殺衝動3%であったことを考えると、極めて高い数値です。
参考元:https://psychcentral.com

上記のような、プロペシア服用をやめたにもかかわらず副作用が残ってしまうことを「ポストフィナステリド症候群(PFS)」といい、海外では訴訟が起こされるなど、世界的に問題となっています。

なぜプロペシアで抑鬱状態になるの?

プロペシアによって抑鬱症状が起きる理由は、2つの説があります。

ひとつはプロペシアによって男性ホルモンの血中値が低下すること。

もうひとつはプロペシアにDHT(ジヒドロテストステロン)だけではなく神経ステロイドの生成も抑える働きがあることです。

プロペシアが男性ホルモンを減らす?

プロペシアは男性ホルモンそのものではなく、男性ホルモンから作られるDHTを減らす薬で、男性ホルモンには影響がないとされていましたが、最近になってその点については怪しくなってきつつあります。

海外でフィナステリド製剤によって、男性ホルモンのレベルが低下した事例が出てきたからです。

2015年6月、米国の皮膚科の学会誌に、前立腺肥大症の患者にフィナステリド5mgを毎日投与したところ、EDの悪化と男性ホルモンのレベル低下が見られたことが報告されているのです。

プロペシアが1mgですから5倍の濃度ですが、あくまでもリスクが高くないというだけで、プロペシアが安全だという証拠にはなりません。
参考元:https://www.degruyter.com

男性ホルモンには精神面に活力を与える働きがあり、男性ホルモンの分泌量低下によって起きる男性更年期障害では抑鬱症状が起きることが分かっています。

フィナステリド製剤による男性ホルモンレベルの低下も、抑鬱症状につながっている可能性が否定できません。

神経ステロイドとDHTには関係あり

最近になって分かったことなのですが、フィナステリドにはDHTだけでなく、神経ステロイドと呼ばれる物質のひとつ「アンドロステンジオール」の生成を阻害する働きもあるのです。

なぜそのようなことになってしまうのかというと、実はアンドロステンジオールはDHT由来の物質だからです。

つまり、DHT生成を抑えてしまうと、DHT由来のアンドロステンジオールの生成量の低下にもつながってしまうというわけですね。
参考元:https://agablog.tokyo

DHTに関係のないホルモンにも影響!?

また、5α-テトラヒドロデオキシコルチコステロンという神経ステロイドも減少させることが分かっています。

5α-テトラヒドロデオキシコルチコステロンは副腎から分泌されるホルモン由来のもので、DHTとは何も関係がないにもかかわらず、このようなことが起きるのです。

これはフィナステリドが5α-リダクターゼという酵素の働きを抑えることに関係しています。

実は5α-リダクターゼはDHTの生成だけでなく、5α-テトラヒドロデオキシコルチコステロンの生成にも必要なのです。

DHTから作られるアンドロステンジオールと、5α-テトラヒドロデオキシコルチコステロンの両方の生成量が低下した結果、神経ステロイド全体の減少につながってしまうのです。

問題はアンドロステンジオールをはじめとする神経ステロイドには、精神安定効果があるとされていることです。

神経ステロイドの生成量が減少することで精神面の安定が損なわれ、鬱病などにつながってしまうのではないかとみられています。

結論-プロペシアは医療機関で処方してもらおう

このように、プロペシアは鬱病や自殺衝動の原因となる可能性があるのです。

輸入代行業者を使って個人で購入することが、いかにリスクが高い行為なのかということが分かるのではないでしょうか。

医療機関の処方によって副作用が起きる可能性はゼロではありませんが、少なくとも医療機関は副作用が出にくい服用法を熟知しています。

育毛剤などに切り替えられるレベルならその方がいいのですが、プロペシアの副作用を承知で飲む必要があるレベルの薄毛なら、せめて医療機関に処方してもらうようにしましょう。